老犬ペコちゃん

長年、荒村寺の番犬を務めているペコ。

最近は暑いので、写真のように門の所で、なんとも可愛らしい姿で涼んでいます。

番犬といっても、もう15年以上生きているおばあちゃん犬です。

耳も悪く名前を呼んでも聞こえません。

足も力が入らないのか、かなりヨタヨタ歩きです。

目も見えないようで、近くに寄っても気づきません。

そんな身体になりながらも、毎朝、餌の時間には必ず小屋の外で待っています。

餌の匂いを頼りに、今日もバクバク食べてました。

朝のお勤めの木魚の音が終わると、散歩の時間。

楽しみにしているのか。毎日欠かさず行きます。

目が見えなくて、電柱に頭をぶつけることもあります。

よたよた足では、そんなに遠くにはいけません。

だけど毎日、今日も懸命に歩いていました。

身体がどれだけ悪くなろうとも、自分のできる限りのことを存分に行うその姿に、「生きる」っていうのは、どういうことなのかを、教えられている気がします。

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