さて、今回は仏教トーク⑪「薪をくべる たとえ話」です。
いつものことではありますが、適当なタイトルが、なかなか思いつきません。
3月1日19時より掲載いたします。
この会話は、「雑阿含経巻第12-285,286」の内容を参考にしました。
285では、仏教学を学ぶと習うのですが、「十二縁起」のくだりが書かれています。十二縁起をただ単に語ると、数学でいう公式の説明文みたいになってしまう為、ここを如何に会話として成り立たせるかに苦労しました。
私としては、初見の時、286の「分別することは薪をくべること」という一文が主に興味をそそられた部分だったのですが、そこの話に至るまでには、色々な話を踏まえなければならず、今回は、話をまとめるまで大変でした。
前回は欲望のたとえ話として雑草をとりあえげていましたが、よく火に喩えられるということもお伝えしたと思います。
今回はその例として、炎のたとえ話を題材としました。