さて、今回は仏教トーク⑫「良い医者のたとえ話」です。
4月1日19時より掲載いたします。
古いお経の一つである「雑阿含経巻第15-389」を参考に作りました。
四諦の教えを、良医(よい医者)に喩えて、解説しています。
四諦というのは、お釈迦さんの伝えたいことが初めて伝わった時になされた説法の一つです。
仏教の基本の教えの一つですね。
中道、縁起、四諦とこの三つは、仏教の理解する上で最も基本になる教えであり、また、欠かせない教えだと私は思います。
ただこれらの教え、中道も縁起も諦も、現在の日本語では、本来の意味とは随分とかけ離れた意味になってしまっています。
できるだけ古いお経を見ることで、すこしでもそのギャップ(離れた意味)を埋める一助になれば幸いです。