慈然智彰

仏教エピソード一覧

仏教エピソード㉖「あらゆるものは変わりゆく」

春は花、夏ほととぎす、秋は月、冬雪さえですずしかりけり。あらゆるものは変わりゆく、この世に常なるものはなし。
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仏教エピソード㉕「犀の角のように」

自分はただ独りだけ。他に変わるものなどない。それでいて、自分は決して独りでいるわけではない。犀の角のように。角と身体が一つの如く。自己と他者が一つの如く。
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仏教エピソード㉔「国王の疑問」

私は善き友となろう。そして善き人々に取り囲まれるようになろう。それには何をすれば良いのだろうか。それには不放逸、つまり怠らないことが肝心です。小さなことも、大きなことに繋がっていきます。自分の小さな意志が、大きな流れに繋がっていきます。
附録

仏教エピソードで用いた経典について

阿含経とニカーヤ、ウダーナヴァルガ、法句経、正法眼蔵随聞記、スッタニパータ、涅槃経についての簡単な説明
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仏教エピソード㉓「縁りて起こる」

仏教で用いられる「縁起」の本来の意味。当たり前の事なんだけど、当たり前なことほど気づかないものなのかもしれません。そしてその当たり前の中にこそ有り難い事、大切なことが隠されているのでしょう。そう思える根拠がこの話の中にあります。
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仏教エピソード㉒「善き友」

善き友を持ち、良き仲間がいるということは、修行の半ばではなく、その全てである。善い知識とは、言葉や文字で表された単なる「事柄」ではなく、本当に善い知識とはきっと「人」そのものにあるのでしょう。
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仏教エピソード㉑「許す」

心が黒いだけの人間もいなければ、白いだけの人間もいない。争いを起こすのは何も人間の黒さだけとは限りません。人間の白さもまた争いを生む原因となりうること教えてくれました。
附録

お釈迦さん ゆかりの地

経典に出てくる地名を地図にしました。
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仏教エピソード⑳「自他を想う」

「結局自分のことが一番可愛い。そんなことで私達はいいのだろうか?」昔もそうやって真剣に考える人たちがいました。自分を想う事、そして他人を想う事。交わらない二つの線が、たった一つの視点を加えるだけで見事に一つとなります。
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仏教エピソード⑲「愛と苦しみ」

出会いだけの人生はありません。いつか別れの時がきます。別れだけの人生はありません。別れたものには必ず出会いがあったからです。一方が照らされている時は、一方は暗くなります。しかしそれは見えないだけで、決して無いわけではありません。
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