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「仏教トーク14」すべては燃えている
今回の仏教トークは、以下の「雑阿含経巻第8-197」の内容を基に創作しました。
(一九七)如是我聞。一時佛住迦闍尸利沙支提。與千比丘倶。皆是舊縈髮婆羅門。爾時世尊。爲千比丘。作三種示現教化。云何爲三神足變化示現。他心示現。教誡示現。神足示現者。世尊隨其所應。而示現入禪定正受。陵虚至東方。作四威儀。行住坐臥。入火三昧。出種種火光。青黄赤白紅頗梨色水火倶現。或身下出火。身上出水。身上出火。身下出水。周圓四方。亦復如是。爾時世尊。作種種神變已。於衆中坐。是名神足示現。他心示現者。如彼心。如彼意。如彼識。彼應作如是念。不應作如是念。彼應作如是捨。彼應作如是身證住。是名他心示現。教誡示現者。如世尊説。諸比丘。一切燒然。云何一切燒然。謂眼燒然。若色眼識眼觸。眼觸因縁生受。若苦若樂不苦不樂。彼亦燒然。如是耳鼻舌身意燒然。若法意識意觸。意觸因縁生受。若苦若樂不苦不樂。彼亦燒然。以何燒然。貪火燒然。恚火燒然。癡火燒然。生老病死憂悲惱苦火燒然。爾時千比丘。聞佛所説。不起諸漏。心得解脱。佛説此經已。諸比丘。聞佛所説歡喜奉行
(大正No.99, 2巻50頁b段14行-c段6行)
煩悩は、仏教の話ではよく火(炎)に喩えられます。
それはいつから始まったのか?
2500年前、お釈迦さんの時代からすでに、語られていることが分かります。
仏教の基本の教えである四諦を、教理学として、知識として詰め込むのではなく、自然現象などのイメージから考えると、四諦の教えも捉えやすいと私は思います。
四諦の教えの一つ集諦の部分が、炎に喩えられるのも、こうしたお釈迦さんの表現の一つ一つを引用しているからなのでしょう。
もちろん、以下の記事には出典だけではなく、それを基にした創作話を掲載していますので、よろしければ、ご覧ください。