第25話「犀の角のように」

更新日 2017-08-09

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第25話「犀の角のように」

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犀の角のように、ただ独り歩め

スッタニパータ1-3~

犀の角。

犀にとって自分の角は唯一無二。
ただ一つだけ。他に代わるものなどない。

それと同じく、自分という存在は唯一無二。
ただ独りだけ。他に代わるものなどない。

だからこそ、自分は自分をやめることはできない。

どんなに望んだって、自分が他人と入れ替わることはできない。
どんなに望んだって、自分の行いを他人が代わることはできない。
他人が飲んだ水が、己の喉の渇きを潤すことがないように。

自分の代わりなどいない。
自分はただ独りの存在。



犀の角。

犀にとって自分の角は唯一無二。
しかしその角は、決して独りだけで存在していない。
頭があって、身体があって、足があって、目があって、
いろんなところがあるからこそ、支えてくれるからこそ、
角は角であることができる。

それと同じく、自分というただ独りの存在は、
決して独りだけでは存在できない。

いろんなところがあるからこそ、支えてくれるからこそ、
自分は自分でいることができる。



角はただ一つだけ。しかし、決して一つだけでは有り得ない。
自分はただ独りだけ。しかし、決して独りだけでは有り得ない。



犀の角のように、ただ独り歩む。自己と他己が一つの如く。

2015年10月サイン鳥.gif

最後までお読み頂き、ありがとうございました。